実は、イメージフォーラムの今年はじめての企画「サマーセミナー」のうち、2つの企画に、生徒として参加した。「フィルムヒストリー」と「濃縮講義:映像アートの最前線」。合計20日間。1回2時間くらい。勉強になった!!
フィルムヒストリーは、これまでちゃんと勉強したこともないし、あまり見たこともなかったので、知っておいた方がいいなと思ったからだし、濃縮講義は、様々なアーティスト、キュレーター、編集者などが作品を紹介しつつ、話をしてくれた。これもすんごい刺激になった。
知り合いがひとり、講師になっていて、彼女からのメールで、知った企画。
なんとなく、これまで、イメージフォーラムは遠かった......。
今、ノートを制作中。忘れないうちに。
(映画系は3日ほどあったが、まあ、わたしはあんまり興味ないかも。映画は映画でしかないと思う........って、映画好きの友達にメールをしたら、「そう?」と返事がきた。ちょっと説明できないけど、「そう」なのよ、わたしには。たぶん、多くの場合はドラマだから。)
テズカ氏が、8ミリフィルムから、16ミリ、32ミリとやってみて、8ミリに戻り、人物を映すのではなくて、イメージを動かす方向、しかも、手作りで「ひとりで作り込む」方向に戻っていったのは、感性的によくわかった。
最後の講義の石田タカシさんの、強烈な論理性と、しゃべればしゃべるほど、だんだん熱くなっていく情熱的な講義が、本当、千秋楽としては、最高キャスティングだと思いました。IFのディレクターさんにメールしとこ。
彼らの、ちゃんとした仕事(企画、講義の仕方、作品)に触れて、今年は本当に、日本にいてよかったなあと思った、夏である。知らないことが一杯ある、死んでいる場合ではないと思った。
関係ないけど、この夏読んだ本をひとつ紹介。