31.5.14

Stay longer in a forest

スエーデン滞在。


5月18日から28日まで、ディレクターでアーティストのSU-ENのスタジオのゲストハウスに住み込んでいた。


充実した良い時間だったと感じる。
Amlungeという、美術館からバスで車で、1時間くらいのところにある、ディレクターでアーティストのSU-ENのゲストハウスで、とてもとても静かに暮らした。自然を歩く事、観察すること、写真やビデオ、そして毎日毎日、一人で自炊して(都合上ベジタリアンになっていた)、一人で夜を過ごし(なんと22時半くらいまで明るい)、とても、充実した、ゆっくりの思索の時間だった。カメラはじっくり使った。露出やら、シャッター速度など、研究するいい機会だった。また、毎日、凸凹の地面を歩くのは、足に腰に心地よい。気温は30度を超す日もあれば、やっと6度という日もあり、体力調節も楽ではない。




秋からまた忙しくなる。9月にシンガポールと中国。10月に再び、スエーデンに行く。それは、日本のアーティストを紹介する、展覧会なので、作品の準備が必要。美術輸送で送るなんて、初めて。他のアーティストさんらの一緒に、とあるMプロダクションさんがまとめてくださる。

今後のパフォーマンスについては、ちょっとしたプランがある。森でかたつむりを見ていたら、思いついた。いやいや、思いつきではなくて、時間がかかる方法なんだが、今やらず、いつやる?的な件。

まずは、今回の旅にサポートしてくださった財団への報告書。ちょっとした印刷物をつくるプラン。どんどんやる。


わたしの回りにはわたししか、アーティストはいない。

3.5.14

Reading Cinema, Finding Words: 映画をめぐる美術展など



映画をめぐる美術―マルセル・ブロータースから始める展、見た。@東京近代美術館。
アートのことで、鬱々している時には、気分転換に別のこと(たとえば、海を見る)をするのではなくて、やはり、よいアートを見るのが一番である、と私は思った。
かなり〜、面白かったなあ。

「いろいろな方法があるのだ」と、頭をうきうきさせてくれた。「こうでなくてはならない」のではないか?と思うようなことから解放される。自分のやっていることを許せるし、落ち着くし、そして、勇気づけられる。
展示の方法も、工夫があった。6つの分類。
もっと時間を作って行かないと、まるまるは見られないけど。とはいえ、まるまる見なくてもよい、というのが、美術系映像なんではないかとも、思う。





以下は、道すがら、撮った写真。



写真の構図がスクエアだと、
スクエアや丸いものを撮りたくなるみたいだ。



ニコライ堂の夕暮れ。