25.7.10

マルゴーブログ

シャトー・パフォーマンスアート・マルゴーのブログ作りました。




ブログなのに、日記に見えないように、いろいろ工夫しました。

シャトーなのは、小金井のシャトー2Fという場所を会場に使うからです。
元レストラン。マルゴーはだじゃれのようなものですが、

血肉である身体を扱う表現であること、
ワインを血に見立てたキリスト教のパフォーマンスに、パフォーマンスアートは大いに関係があること、
イベントとは基本的に饗宴であること、

などの理由で、ワインの女王であるボルドーワインの中でも、もっとも、有名なマルゴーを名前にしてみました。発音もしやすい。

このメンバーで、何か一種のメッセージを社会にアピールしようと言う気はさらさらありません。(個々人はそうしても良いと思います)ただ、パフォーマンスアートの表現技術を、深めること、それがこの企画の要点です。ひとりでやるより、互いに、影響し合える方が、刺激的。


よろしくお願いします。

23.7.10

久しぶりの人

最近は、久しぶりの人と話す機会がある。なんでもないことが、とってもスムーズに話し合えるので、なんだ〜、こういうことではないか、と思う。でも、精神状態を悪くしている人もいて、助けてあげたい。5年くらい前には、毎日のように連絡をとっていたね。戦友のようなものだ。

パフォーマンスアートの場を共有することになった人たちのうち、2人くらいは前からの知り合いで、信頼関係が安定している。そして、役割が大事だと思う。男の役割、女の役割とか言う、保守の話ではなくて、たとえば、スイーツを作る人、焼物を作る人、テーブルセッティングをする人、飲み物を準備する人、お客様を誘導する人、店のデザインをする人、店の宣伝をする人。それぞれが、自分の役をまっとうしながら、全体のために協力し合う、というようなことだ。

自分の心を「治癒」するために、今年の後半は、作品ばっかりやる人になりたいです。

折り紙でできた船をつないで、川を渡った1992年の作品。カーブを描いているのは、川に流れがあるから。わかもんだったら、身体をはってみい。


19.7.10

シャトーPAマルゴー第1回ミーティング

小金井アートフルアクションとして、オープンした小金井アートスポットシャトー2Fを、2ヶ月に1回お借りして、パフォーマンスイベントを行うことになりました。イベントオーガナイザー名は、シャトー・パフォーマンスアート・マルゴーとしました。会場が、シャトーというレストランだったから。

企画内容は、あくまで、パフォーマンスアート。その実験キッチン。ラボとは言わず、キッチンというのは、その会場がかつて、レストランだったからです。イベントを行うことは、オープンキッチンです。

メンバーは、わたしの他、村井元さん、直方平ひろとさん、門倉緑さん、後藤天さん、村上裕さん。この6人がメインのメンバーで、ゲストがあったり、イベントのスタイルが変わったりすると思われます。ちょと今までにない取り合わせ、わくわくしています。


パフォーマンスアートをする人たちは、イベントの形を考えることも、作品のうちだったりすることがしばしばです。なので、プログラムの方法を、一律にするつもりはなく、企画のつぎはぎ、という形になることもあると思われます。


皆さん、よろしくお願いします。オープンキッチンの時は、遊びにきてね。


写真の赤ワイン空き瓶は、2005年のアートイベントでのもの。

16.7.10

しっかりしてきた

今、一番没頭しているのが、体力づくりである。この1年で、退化したのか、老化したのか、怠惰のせいか、なんだか知らないけど、がたがただ。1ヶ月ウォーキング(3日に2日は2〜3時間くらい歩く。)して少し体力がついたので、一週間前、縄跳びをしたら、100回も飛べなかった。膝と足首ががちがなのだ。きのうは3時間みっちり早歩きと500回縄跳びをして、身体全体が、......なんていうのかな、べこべこでした。筋肉ができるのには時間がかかるのだ。

それから、時間の使い方を換えた。いつもは、今今、必要な用事からこなしていくという方法だった。だが、それだと、emergencyなことが先になるので、emergencyなことがたいしてない時に、ペースを壊す。やりたかったことに取りかかればいいのだけど、どうもうまくいかない。それに積み重ねていくということができない。それで、emergencyなことでも、決まった時間にしかやらない、という方法に換えた。うんとemergencyならば、やはりやりますが。夜中遅くまで、やると、翌日がぶちこわれるし。
で、タイムスケジュールで動くようになって4日目。なかなか面白い。面白いけど、本当に一日って短いって、わかる。友達の長電話はしてられないので、留守電にしている。たぶん、1ヶ月のウォーキングで体力が出てきたから、気分は少なくとも、前向きだ。


それから、訂正。
前回の投稿で、比企の国際野外表現展のことを書いたが、これは参加しないことになった。条件があわなかった。残念だけど、やむをえない。でも、この打ち合わせは、実はなかなか、興味深いものだった。人間研究としては、大変役立った。


写真は2003年クラクフで。けがしているわけではない。





6.7.10

ふわふわしている

実は、人生最低のコンディションです。なんて、言うと、わたしに少しでも期待かけている方々をがっかりさせるかもしれない。ウツウツを通り越して、生きているのが、不思議だな〜と、ふわふわした気持。収入がまったくなくなって、数ヶ月。
だけど、誰のせいでもなく、このように、それらのことが訪れているのだと思う。
自己責任だなんて、言わない主義。

これから、いろいろと忙しくなります。ありがたいことに。声をかけてくれている方々に感謝したり、関わってくれている人々に感謝しながら、進みます。感謝が、主な、パワーです。

1.  石川雷太さんに誘っていただいて、比企の丘、国際自然野外美術展というのに、9月の末から10月の前半にかけて参加します。これは、我が家のある埼玉の少しはずれから、さらに奥地にある、東京電機大学のキャンパスにて行われます。長年行われていたネイチャーアート系のイベントです。それが、「電機大学」で行われるのが、面白いですね。かつては、自然と工学は、反対の概念に属していました。しかし、インターネットがすべてモノとしてのメカニカルで動いているのではなく、多くの要素は、人間の行動や意志によって動いているわけなので、それは、もう、人間対ロボットなんて、図式で語れないと思います。あ、人間は自然ではないという意見の人もいるけど...... まあ、そういう定義の話になると、平行線になるから、やめようね。まだ、ミーティングに一度も行ってませんから、今は、ただただ、妄想しています。何か、そこの技術とコラボレーションできたら、と思っています。

2.  それから、太田エマさんの企画のMediAction。これは9月26日から、レジデンシーが始まります。11月6日まで。インドとインドネシアと北京から、アーティストが来ます。彼女たちと、わたしは、共同制作することになります。3331Chiyodaに1ヶ月と少し、スタジオを借ります。これは、テクノリジー、ローカリティ、ジェンダーの3つがテーマ。少しだけ、アクションが始まっています。Apple Ginzaで行ったのがそう。それから、メールで自己紹介を初めています。まずが、彼女たちのことを知りたい。それから、秋葉原についても、少し、知りたいと思っています。わたしは、どのあたりにフォーカスするか。


3.  もうひとつは、小金井のスペースを借りて、パフォーマンスのイベントをしていくこと。9月と11月に予約しています。これは、私は企画側です。さらに、C&Mのリーダーであるゴトウくんと、小金井に住むムラカミくんが企画に参加しています。ここでは、私は純粋に、パフォーマンスアートをしていきたいのです。今はアイデア企画ものブームですから、社会でのアーティストの役割としては、実のところ、自分の腕を磨くことだと思うのです。企画者がアーティストより注目される時代ですから、負けていられません。ここで、いっしょにやろうと声をかける方たちは、わたしが見たいと思っている人たちで、私が学ぶために行います。シャトー・パフォーマンスアート・マルゴーと名付けました。わたしの、へそまがりな性格が表れています。どうでもいいものを、名前にする。ヘチマ、みたいに。でも、ワインは好きでから。それだけの理由。
わたしのアイデアを聞いたある人が「内輪で盛り上がるっていうので、いいってわけですね」と言いました。それに対して、私は「はい」と言いました。でも、内輪で盛り上がるものをどれほどわたしがを避けて来たか。知っている人は、ある意味この選択を、良かったねと言います。
信頼関係はゆっくり作ります。アイデアで共感するより、人となりで共感した方が、いいつきあいができると思う。良い出会いがしたいです。

4. さらにもうひとつは、Cannons and Musesのイスラエルでの展覧会。わたしはコーディネーターの役で、作品の提出はしません。今、それが仕上げに入っています。締め切り間際です。展覧会は、夏休みを挟んで9月にエルサレムにて行われる予定。多摩美の学生さんたちが、イスラエルの若いアーティストたちと作っている。それぞれがアイデアをひねって、すてきなものができつつあるようです。うれしいな。

以上のことを書いたら、ふわふわ感が少しやわらいで、地面に足がついてきました。皆さん、ありがとう。

ちょっとだけ、お金になる仕事がやってきたので、ありがたくさせていただきます。続くといいな。


以下はまったく関係ないけれど、英語で言う「プラスティックバッグ」、日本語で言う「レジ袋」が、しゃりしゃり言う音を使ったパフォーマンス。この年は、ポーランドでもしました。わたしは、コンダクターになって、音を調節しました。楽しかったけど、まあ、エンターテイメントだね。これは、パフォーマンスの本編の後のおまけとしてしました。


5.7.10

近所の植物1

最近、緑のものがとっても好きで、色のグラデーションをとても楽しむ。そして、触る。きゅっきゅっとこすってみたり、ちぎってみたり。それだけなんだが、無性に楽しい。で、近所の散歩がやめられない。やっとカメラを持ち出す気になった。以下はおととい撮ったもの。同じ茎や幹から出ている葉っぱが、同じデザインなのに、当たり前ながら感心。同じデザインでありながら、すこしずつ、形が違うのも、すてきだな〜と思う。違う木からは、違う葉っぱが出ているという、当然のことに、感動する。自然はとっても、律儀なんだ。ちらかっているようで、散らかってないし。

    


         

          

          


名前を覚えていないお寺にある古代蓮。蓮池の真ん中に鉄の橋があって、そこを渡ることができる。決して大きな池ではないが、背の高い蓮に囲まれて、極楽を歩く疑似体験。


          

          

  

          

         

         

          




4.7.10

あじさい、古代蓮、ヤマユリ、コーネル

千葉の佐倉の川村記念美術館へ行く。ジョセフ・コーネル×高橋陸郎展。品のよいかわいい展示。常設も見る。なつかしモダン絵画。世界がどんどん明るくなってゆくというイメージの時代。ロスコは違うけど。ロスコが違って見えるのは、彼が自殺したから? 年になんどか、2〜3度この美術館へ来たい。

庭園がとてもきれい。手入れも行き渡っていて、川村理化という会社の中で、美術部門、今のところ安泰でしょうか。よく知らないけど。およそ4種類にあじさい、満開。それから、古代蓮もいい感じ。ヤマユリも咲き始めています。近所の人がうらやましい。埼玉にもこうゆうところあったらな。

埼玉にだって、自然はあるけど、自然+現代アートというのは、ないかも。

2.7.10

だめ〜

数日前のブログで、「たががはずれる」というのを書いた時、実は、トロントで開かれたG20 で日本がどういう扱いを受けていたのか、知らずに書いた。
まるで知っていたかのような書きっぷり。

経済再建がむずかしい国、とされたのだ。2013年までに財政の赤字を半分にすることを目標にするという合意に、日本は無理だから、入れてもらえなかった。たぶん、リーダーも話すに値しないと扱われた。その頃、国内ではワールドカップで盛り上がったりなんかしていて、もっと恥ずかしい。深刻に受け止めるのは、恥ずかしすぎて、ニュースで小さくしか扱われなかった?

だめ〜な国なんだ。こんなにダメなのは、我が国の史上初めてでは? 国民に不安を与えてはいけないと思ったりする? 政府に不満が爆発すると困るから? 


11月にもG20がある。しかも、韓国で。


何をしたらいいんでしょう、わたしたち。

1.7.10

C&M 展覧会へ

きのうなんとなく、このブログをTwitterにリンクしたら、リツイートされてしまった。少しはおもしろがってもらえて、うれしいけど、恥ずかしくもありました。


Cannons and Musesのイスラエルでの展覧会が、最初5月の予定だったのが、7月に延びて、さらに9月に延びたと聞いた。
それで、あちらのボスのAdinaにメールを書く。Adinaは、若者であるPremにまかせて、すっかりアドバイザーに回っていたのだけど、やはり、彼女にばっちり責任持ってやってもらわなくてはと思った。
制作は予定どおり、あと8日くらいでfinishにすることにはなったが、展覧会までにひと月以上寝かせなくてはならないということは変えようがない。とにかく、会場を本気で押さえるために、きのう、今日、あしたと、がんばってくれています。スペースのディレクターが、ずっと入院していたので話せず、きのうやっと退院したんだそうです。だらだら続くと、ただでさえ、まとまってない日本組は大変。..........私は文句は言っているが...............結局は感謝することになるでしょう。でも、こちらの意志も言わないと。
9月、今度こそ。そして、今月9日までに、制作は終わり。
なんと言っても、すべての始まりは、わたしの思いつきなので、皆さんを巻き込んだ責任は私にあり、文句を言いながら、感謝もしているのである。これは、ほんとです。


今日ときのうとともに3時間歩いた。家からローカルな方へ延々歩く。歩く事自体は、2週間ほど続けたおかげで、だいぶ楽になったので、今度は負荷をかけてゆきたい。2時間ほど大まわりしながら歩くと、水上公園と言う所へ着くので、あしたは、そこでダンベルあげようと思う。そのうち、楽にランニングができればいいと思う。
体力と自分の能力だけしか、頼りにならないとつくづく思う。というか、他を頼りにしてはいけないのだ。人間関係は大事だが、それは、つねに変わりゆくものだから。と思う日々。体力と能力は老化する、だからって、他人は頼れぬ。不確定要素とどう渡り合うか、まだ、修行が足りません。
母が、ちょっとした衰えを気にして、苛立っている。わたしにもいつか来るんだろうな。


学校の後ろの丘に、教会がある。そこから降りて来られる道と門をつくる。この「裏門」のところには、ハシケ状の船があり、そこには、ポストが7種類のポストがある。神様あて、両親宛、先生宛、友達宛、未来の人宛、過去の人宛。もうひとつは、どこ宛かな。船が届けてくれる。(ハシケが運んだ先の船。なぜ船にこだわるかというと、この学校は、港町インチョンの最も古い学校である)