15.2.10

ヒロシに告ぐ

あしたは、Cannons and Musesのパフォーマンスの日。

パフォーマンスアートは、技巧である前に、思想がなりより大事なのである。それに気がついている、Cannons and Musesのメンバーに誇りを持ちます。
でも、アーティストとして、やりとげなくてはならないことがあります。
自分たちを、外の、社会から来た人々に、自分たちの存在意義をアピールすること。
しかも、アートの力によって、アピールすること。

パフォーマンスは、その間に、死んでもいい、くらいのエネルギーでやらなくては、絶対に、他人に伝わらない。
イベント初日に、ムラカミヒロシ君が、銃の形をしたパン、予測よりずっと、固くて食べにくいでかい自家製パン一個を、40分かけて、食べ尽くしたエネルギーを私は評価します。お腹が痛くて、苦しんでいた。

それは、イスラエルのニスリーンという女性のアーティストへのオマージュでした。
彼女が、武器をアニメーションのイメージのメインにしているのを見て、ショックを受けたのだったね。だから、銃の形のパンを作った。

女性が、武器を、考えなくてはならない世界に対して、極東の非力な若者ができることって、なんだ?


以下は、ムラカミ君に、わたしが書いたメール。

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わたしは、あなたが必死ででパンを食べるパフォーマンスをして欲しい。
彼女が、武器を考えなければならないように、シチュエーションに対し、
極東の男の子が、なんとかしたいと思い、非力を承知で、何かを起こそうとした事自体が、
とても、心を打つ。

そのことは、1回のパフォーマンスでは終わらない。

日本とイスラエル、と言う関係ではなくて、
女子と男子と言う関係で、
思う、ところが、今回は新鮮でした。

Cannons and Muses テルアビブのアディーナにも、プレムにも知らせたけど、あなたが、苦しんで食べたことが何より、大事なのです。
バターを使ってもいいから、食べ尽くしてください。