2.2.09

人物が描かれた絵

最近、パフォの新作がないから、すてきな画像がアップできない。それで、ちょっと古い、パンツの子、の絵をアップしておきます。2006年に描いたものです。

 今日は、絵を描くのに、妙に没頭したけど...........よくわからない。ものすごく、くだらない時間を過ごしただけかもしれない。ちょっと休んだ時に見たくなる絵は、春信か、あるいはインドの細密画。なんていうのか、絵が絵である理由と言うものがそこにある。というか、線がくっきりしている、変な格好をしている、ということで、参考にしているんですが。
 春信の画集の解説を見ると、芸術の解説ではなくて、骨董的なのりなんだな。エロっぽいとか、どうとか。ふ〜ん、という感じ。芸術と骨董。実は大して変わらないんではないかと思う。言葉にしたときに、違うことを言っているだけのことではないかな。私は他に、クレメンテも大好きなんだけど、彼のことは「彼はありとあらゆる宗教に通じていて........」なんて解説されていて、すごく高尚かのように言われているけど、どうなんでしょう?ピロスマニはどう?
絵に描いてある人物を見て、人が感じることって、そりゃ、人によって違うだろうが、高尚でもあり、下世話でもあるのかと思っている。その両方に、またがりたいなと、図々しいことを思う。両方の要素を持つのではなくて、なんていうか、ななめにすっとばしたい。