26.2.09

昔の作品

いかにもパフォーマンスアートくさい写真。かたづけものしていたら、出てきました。2003年、ポーランドはクラクフ。アルトゥール・タイベルが撮ってくれた写真。後でCD送ってもらっていたのけど、当時のわたしのPCの環境では、見られなかった。で、しまいこんでいたものが出てきた。



















机の上には、ゴムの耳と、剥いたオレンジがおいてある。見分けがつかない。後ろのドレスは、作品『ガーデン』用の衣装。続けて、ふたつのパフォーマンスをやったのだ。というかひとつの作品として。
コンセプト、忘れてしまいました。たぶん、痛みとか、傷とか、そういうのだったと思う。壁を、どんどん叩き続けたりした。手が痛みで腫れ上がってしまうまで。ははは。
だから、なんなんだ?と今は、思ってしまう。
身体ということをテーマに考えて、ベタなイメージに陥っている。
口にまいている絆創膏が、まるで、大韓航空機爆破事件のハチヤマユミみたいだね。
たしかに、オレンジ系のいろの、身体の袋みたいなものをいくつか、例示したり、壁を叩く音は破れる音を連想するので、その表面感覚と中味の生な命の感覚を出したかったのではないかな?  まじめだし、わかるけど、やはり、それだけではだめなのだ。 

まあ、とにかく、体力余っている時は、自分を傷つけてみたいものなのだよ。楽しすぎる時とか、ね。

今は、そのスピードの調節に関心がある。ゆっくりであればいいというわけでなく、勢いがあればいいというわけでなく。多重的な色彩を持つ事ができればと思っている。
小説なんかが、今は、参考になります。