21.2.09

未来派100周年

きのうは、未来派の宣言からちょうど100周年。お祝いイベントがあちらこちらであるかもしれない。でも、あまり聞かないね。
何周年とかそういうのが、結構好きな私である。友達の足立さんが、イベントを企画していたから、でかけていった。結構、楽しかった。 未来の100年祭ということ自体が、ねじくれてていい。電子楽器が、うねったけど、それほどハイテクを誇っている感じはない。等身大でわかる(殺し合う)範囲の、第一次大戦前の戦争って感じだ(?)。
足立さんのつくった未来派料理はおいしいとはいえなかったが、文献どおり作ったらしい。それでいいのだ。未来派って、ポーズばかりで中味がついていってなかったというから。例の犬が、ばたばた歩いている絵のばかばかしさが象徴する。動いてるってすご〜い、ってのだ、つまり。ところで、100年後の現代は、メディアアートが、国を挙げての売りの売りだ。そういうのの、今、まさに楽しくて楽しくてしょうがないのよん、という感じの、イキのいい若い夫婦アーティストも出演していた。新技術って、もう動いているだけで面白くもあるし、その技術が当たり前になれば、ばかばかしくもなるというのが、そういうものの宿命。旬を走る。
写真は、前にも出したけど、見れば見る程へんな、くしゃみマシーンと化した人物の写真。一瞬を捉えた写真だから、おかしいにすぎない。ビデオから、撮った静止画像。すぎ花粉で、今は、一日に何度もやっておる。