12.3.10

白いキャンバス

久しぶりに一日家にいる。

DVDの中の映像を取り出すフリーソフトが、あるなんて、知らなかった。少なくとも、2007年にはなかったね。それで、 今、作業中。
それに味をしめて、もしかしたら、あれも、あるかも、と思ったソフトもあった。それも今、使用中。
便利になったといえばなった。でも、忙しくもなったかな。

猪熊弦一郎というもうずっと前に亡くなった画家のインタビュウが、TVであった。絵を描くってことの、わたしが勉強し始めていたころに行っていた、なつかしい感性。白いキャンバスから、絵が浮かび上がってくるということ。著名な画家から、学生まで皆ほぼ同じ事を考えていたのだ。そういうことを考えなくなって久しい。あれは、役に立たない考えか? それとも、原点は同じか? 

利休のことなど考えてしまうと、「いい絵」とか「魂のこもった本物」とか、そういうことが、もやっとしたもののような気がするのだ。わたしは、そこを行き来している。