多摩美の学生の自主企画ワークショップのお知らせです。
一般も参加できます。
私、山岡は、外部のアーティストとのコーディネーターの役をしています。
参加希望の方は、山岡まで御連絡ください。
イスラエル料理と絵画と映像作品の紹介になります。
紹介アーティストのひとり、エイタン・ヘラーさんは、2018年のワールドカップを、イスラエル、パレスティナがホスト国となって開こうという提案をしているプロジェクトのために映像を作っています。
http://goal2018.org/
プロジェクトそのものは、アートではなくて、本物の(?)草の根運動ですが、大変、興味深いものだと思います。
さて、
テルアビブの方からもたらされた「戦時における芸術家の役割とは?」というテーマは、最初は東京の学生には、唐突に響いたようですが、
向き合わないわけにはいかないテーマだと考えているようです。日本においても、私たちの戦争----格差社会、貧困、暴力、孤立、無関心、無力な政治---があるわけだし、と。
現在、e-mailやfacebook、webのコミュニティを使ってコミュニケーションが始まったばかりです。
多摩美上野毛校カフェ10番テーブルが拠点ですが、別の大学の学生、社会人なども参加しています。
------------------------------
多摩美術大学映像演劇学科の学生によるセルフエデュケーショナルプロジェクト
テルアビブ〜東京コラボレーション企画
「Cannons and Muses : Art in a Time of War 戦時におけるアーティストの役割を考える」
WORKSHOP vol.1
イスラエルの料理をいただきながら、イスラエルの生活と作品の話を聞く。
日時:2009年7月21日 12:00 (トークだけなら13:00)
場所:多摩美術大学上野毛校 3号館 映像スタジオ
参加料:無料
12:00 料理を一緒に作る
13:00 作品紹介 + トーク + 質問とディスカッション
ゲスト*ダフナ・アヴィダン(画家、イスラエル出身)+ 羽川幸一さん(映像作家)のご夫妻
<紹介作品とアーティストプロフィール>
羽川 幸一さん Hagawa Koichi
1967年東京都生まれ。画家・映像作家。東京芸大絵画科博士課程満期退学。 ニューヨーク大学、プラハ工芸大学にて映画制作を学び実験映画やドキュメンタリーを制作。04、05年映画美学校のドキュメンタリー映画監督佐藤真氏に師事。人物、風景のドローイング制作を続けながら、個人映画を主に製作活動の中心にしている。
16mm、8mmfilm、デジタルビデオテープで撮影した素材をパソコンに取り込み編集している。紹介する作品は、映画『砂漠で乾く』。1992年から制作中。
ダフナ・アヴィダンさん Dafna Avidan
1968年U.S.A生まれ。6歳よりイスラエルで育つ。画家・アートブック作家。エルサレムにあるBezalel美術大学卒業。94、95年テルアビブの街に出て壁にグラフィティー(型を使った落書き)をさまざまな公共の場所で「Dogs」を展開。99年フレスコで『Birds』を制作。紙やキャンバスを支持体にエアーブラシ、油彩を用いている。 手作業で一冊ずつ作る本は、昆虫図鑑のようなものから、私的な絵日記風のものなどがある。最近は子供向けのカードを制作。ニューヨークPrinted Matter、東京ワタリウムに自主制作のアートブックを置く。
エイタン・ヘラーさん Eytan Heller
1968年ブリュッセル生まれ。20歳よりイスラエルに住む。エルサレムヘブライ大学にて政治学の学士号を、ロンドン経済スクールで国際経済の修士号を取得。様々な国際的なNGOで働いた後、ニューヨーク大学の16mm映画制作を修了。現在は、イスラエルでテレビ番組の制作に従事しながら、ショートフィルムを制作、イスラエル内外で、発表を続けている。「壁のないアーティストたち」というイスラエル〜パレスティナのフォーラムのメンバー。
今回紹介する作品『If you bring it to me』は、広島の原爆の写真を、イスラエル人に見せ、どう思うかを、インタビューしたドキュメンタリー作品。『Love Sum Game』は、イスラエル〜パレスティナ間の壁越しに、両者がテニスのゲームをするユニークなショートフィルム。
<プロジェクトについて>
このプロジェクトは、テルアビブの若いアーティストと東京の学生がインターネットを通して交流と共同制作をしようというものです。テーマである「戦時におけるアーティストの役割とは?」は、テルアビブ側からもたらされてもので、まさに彼らには切実なことですが、東京の学生にとってそれは、遠くの出来事だと感じるかもしれません。しかし、本当に遠くのことでしょうか? 実は、私たちにも、私たちの戦争がある。格差社会、無関心、偏見、無理解、孤立、絶望は、他者への想像力の弱さと欠如がもたらしたもの。この「緊急時」の想像力を鍛えるために、私たちは、このテルアビブからの問いかけに応えることにしました。プロジェクトに興味のある人は御相談ください。Mixiにコミュあります。(大砲と美神、と言う名前です。)
ワークショップとして、イスラエルのことを知る勉強会を開きます。東京近辺のおられるイスラエル人、あるいはイスラエル、およびそのアートに詳しい方をお招きして、お話を聞く会を何度か、催します。興味のある方は、プロジェクトに参加していなくて、参加することができます。
<企画>
テルアビブ〜東京コラボレーション企画「Cannons and Muses(大砲と美神):Art in time of war」
代表・後藤天(多摩美術大学映像演劇学科2年)
コーディネーター・山岡佐紀子
一般も参加できます。
私、山岡は、外部のアーティストとのコーディネーターの役をしています。
参加希望の方は、山岡まで御連絡ください。
イスラエル料理と絵画と映像作品の紹介になります。
紹介アーティストのひとり、エイタン・ヘラーさんは、2018年のワールドカップを、イスラエル、パレスティナがホスト国となって開こうという提案をしているプロジェクトのために映像を作っています。
http://goal2018.org/
プロジェクトそのものは、アートではなくて、本物の(?)草の根運動ですが、大変、興味深いものだと思います。
さて、
テルアビブの方からもたらされた「戦時における芸術家の役割とは?」というテーマは、最初は東京の学生には、唐突に響いたようですが、
向き合わないわけにはいかないテーマだと考えているようです。日本においても、私たちの戦争----格差社会、貧困、暴力、孤立、無関心、無力な政治---があるわけだし、と。
現在、e-mailやfacebook、webのコミュニティを使ってコミュニケーションが始まったばかりです。
多摩美上野毛校カフェ10番テーブルが拠点ですが、別の大学の学生、社会人なども参加しています。
------------------------------
多摩美術大学映像演劇学科の学生によるセルフエデュケーショナルプロジェクト
テルアビブ〜東京コラボレーション企画
「Cannons and Muses : Art in a Time of War 戦時におけるアーティストの役割を考える」
WORKSHOP vol.1
イスラエルの料理をいただきながら、イスラエルの生活と作品の話を聞く。
日時:2009年7月21日 12:00 (トークだけなら13:00)
場所:多摩美術大学上野毛校 3号館 映像スタジオ
参加料:無料
12:00 料理を一緒に作る
13:00 作品紹介 + トーク + 質問とディスカッション
ゲスト*ダフナ・アヴィダン(画家、イスラエル出身)+ 羽川幸一さん(映像作家)のご夫妻
<紹介作品とアーティストプロフィール>
羽川 幸一さん Hagawa Koichi
1967年東京都生まれ。画家・映像作家。東京芸大絵画科博士課程満期退学。 ニューヨーク大学、プラハ工芸大学にて映画制作を学び実験映画やドキュメンタリーを制作。04、05年映画美学校のドキュメンタリー映画監督佐藤真氏に師事。人物、風景のドローイング制作を続けながら、個人映画を主に製作活動の中心にしている。
16mm、8mmfilm、デジタルビデオテープで撮影した素材をパソコンに取り込み編集している。紹介する作品は、映画『砂漠で乾く』。1992年から制作中。
ダフナ・アヴィダンさん Dafna Avidan
1968年U.S.A生まれ。6歳よりイスラエルで育つ。画家・アートブック作家。エルサレムにあるBezalel美術大学卒業。94、95年テルアビブの街に出て壁にグラフィティー(型を使った落書き)をさまざまな公共の場所で「Dogs」を展開。99年フレスコで『Birds』を制作。紙やキャンバスを支持体にエアーブラシ、油彩を用いている。 手作業で一冊ずつ作る本は、昆虫図鑑のようなものから、私的な絵日記風のものなどがある。最近は子供向けのカードを制作。ニューヨークPrinted Matter、東京ワタリウムに自主制作のアートブックを置く。
エイタン・ヘラーさん Eytan Heller
1968年ブリュッセル生まれ。20歳よりイスラエルに住む。エルサレムヘブライ大学にて政治学の学士号を、ロンドン経済スクールで国際経済の修士号を取得。様々な国際的なNGOで働いた後、ニューヨーク大学の16mm映画制作を修了。現在は、イスラエルでテレビ番組の制作に従事しながら、ショートフィルムを制作、イスラエル内外で、発表を続けている。「壁のないアーティストたち」というイスラエル〜パレスティナのフォーラムのメンバー。
今回紹介する作品『If you bring it to me』は、広島の原爆の写真を、イスラエル人に見せ、どう思うかを、インタビューしたドキュメンタリー作品。『Love Sum Game』は、イスラエル〜パレスティナ間の壁越しに、両者がテニスのゲームをするユニークなショートフィルム。
<プロジェクトについて>
このプロジェクトは、テルアビブの若いアーティストと東京の学生がインターネットを通して交流と共同制作をしようというものです。テーマである「戦時におけるアーティストの役割とは?」は、テルアビブ側からもたらされてもので、まさに彼らには切実なことですが、東京の学生にとってそれは、遠くの出来事だと感じるかもしれません。しかし、本当に遠くのことでしょうか? 実は、私たちにも、私たちの戦争がある。格差社会、無関心、偏見、無理解、孤立、絶望は、他者への想像力の弱さと欠如がもたらしたもの。この「緊急時」の想像力を鍛えるために、私たちは、このテルアビブからの問いかけに応えることにしました。プロジェクトに興味のある人は御相談ください。Mixiにコミュあります。(大砲と美神、と言う名前です。)
ワークショップとして、イスラエルのことを知る勉強会を開きます。東京近辺のおられるイスラエル人、あるいはイスラエル、およびそのアートに詳しい方をお招きして、お話を聞く会を何度か、催します。興味のある方は、プロジェクトに参加していなくて、参加することができます。
<企画>
テルアビブ〜東京コラボレーション企画「Cannons and Muses(大砲と美神):Art in time of war」
代表・後藤天(多摩美術大学映像演劇学科2年)
コーディネーター・山岡佐紀子