2.11.09

サウンドパフォーマンスの筋肉

多摩美の学生さんたちと、サウンドミーティングのテストを行った。テクニカルで、随分、苦労した。後藤君が、走り回っていた。まだまだ、不安定なものらしい。なんとか、あした、つながるといいのだが。本当におつかれさまです。

それと、パフォーマンスも少しやってみた。
思ったのは、パフォーマンスの筋肉ということ。サウンドであろうと、演奏であろうと、継続して集中する力は、そうやすやすとは、手に入らないものらしい。急には、鍛えられないから、道具をひとつにしぼり、その中で、工夫する、など、サジェスチョンが必要かもしれない。ちょっと、先輩として、えらそうになってみようかな。

それから、他の人の音を、立てたり、聞いたりするのは、リスペクトが必要である。それは、人間としてのリスペクトでもないし、民主主義でもない。こいつの音は聞いておかなくては、と思わせる音であることだ。もし、ささやかな音を皆に聞いてもらいたいなら、そのような態度やら、音やらを出さなくては、いけない。ミューージシャンが、他の人とセッションできるのは、そういう理由しかないと思う。ミュージシャンはみんな、自分が主役になりたいような、自己主張の強い人々なのだから。パフォーマーでも同じ。認めてない人とやっても、面白いわけがない。戦場なんだから。

でも、そう思うと、うんと楽しくなった。帰りながら、どうしたら、面白いパフォーマンスになるか、考えながら。ちょっと、わけ合って、体調が悪く、熱が出ているのだが.......



さあ、どうなるか。