21.4.14

コミュニティ発酵→極私的領域

以下は、2007年の私の名作! 今、見ても楽しいです。ぜひ、見てみてください。
この時あたりから、複数人で何かやるのが好きでした。パフォーマンスも楽しかったけど、Youtubeにアップしたら、たくさんの方が見てくださいました。
以下のは、さっきVimeoにアップし直しました。前より、少し、映像のクオリティにきれいなやつ。
このような作品を国内でもやりたくて、いろいろな方たちにご相談しましたが、かなわないうちに、7年が経ってしまいました。クロアチアでは、少しやりました。


We Are Elegant 2007 edited version from Sakiko Yamaoka on Vimeo.

少し仲間のいるイベントでは以下のような、のんきで、社会批評的な作品「パブリックサービスセンター」というのもやりました。2012年です。



ところが、去年あたりから少しずつ.......
パーソナルなことに興味が出てきました。
結局のところ、イベントに誘われていなければ、私はひとりで作業していますから、コミュニティの感覚がないんですよね。パブリックスペースに出ると一人で歩いているし、人に会っても2〜3人でしょう?こうなるのは、当然の帰結かもしれません。
誰かに向けられる個人の視線、に興味を持ち、以下のような作品を作り始めました。4つ作りました。2〜4人ずつ(計9人)の友人に協力いただいて、「視線」をテーマにショートムービーを作ったのです。楽しかった。記憶と妄想が混じり合います。自分で出たかったけど、撮影がかなり大事になっていくるので、演じるのは、他の方にやっていただきました。感謝。
発表は今のところ、ブラジルでしただけです。
今年の10月にスエーデンで発表することが決まりました。(ぱちぱち)
ちなみに、サウンドも効果音も環境音も省いております。文字通り、moving imagesです。



そして、そして、今はもっともっと、極私的な空間に興味があります。2人でもなく、たった、一人の空間。それは絵画。


ちょっと、気味の悪い絵ですが。
それでも、投票用紙、という体裁で、パブリックとのつながりを残しております。小さな絵なので、皆さんは、近眼よろしく、近づいて見るはめになります。美術館にど〜んとある大きな絵みたいに、「ひいて」みんなで見る、というような絵ではありません。

あるいは、馬鹿みたいな絵。実は描いたのは3年くらい前です。



パフォーマンスをする機会に恵まれても、もう、大きな目をあけて、きょろきょろしない方が、面白いかしら、と思っています。だから、狭い穴から見ることを、皆様にも求めてしまいます。大きな目を開けると、いや〜なことも入ってきてしまいます。


などです。

どんな風に展開するのでしょうか。