30.3.13

他人の脳みそを借りる


実を言うと私は、このところ、進化したなあと思っている。自分。



「疑問の状態」展やディスロケイドのおかげで、Nation とか、Publicとか、Common Senseについて、勉強した。というか、こういうことはちゃんと、先人が研究したことを読んだり、聞いたりしなくてはならない。どんな言葉も概念も、自分のものではないのだ。それこそ、Commonのものなのである。どのようなことが問題とされ、考えられて来たか、今問題になっているのか、わかっていないと、バカな言葉の使い方になるだろう。
「疑問の状態」ではもっと別のことも学んだ。それは、言えない、言わないこともあるということだ。言うべき場所、言わぬべき場所のことだ。
そして、政治的なことを扱えば、自分自身が政治的になると言うこと。一度、始めたら逃げてはいけない。私は逃げない。学びつつ、自分のスタンスをきちんとする。世界を二分にしかしない人、自分の敵か味方といったスタンスへ、異論を唱え続けよう。

そのスタンスを維持して、私の興味のことをする。

こういうことは、自分だけの思いつきでは不可能だ。人の活動に関わることで意識する。こういうことを「他人の脳みそを借りる」と私は言う。