思い出してアップ。芝田文乃さんの撮ったモノクロ写真。モノクロの方が、なんかこわい。メディアが違うと、本当にいろんな、違った感覚を引き起こしてくれる。
銀行で、寝るの企画もずっと、写真で皆さんにご紹介してきたけど、先日、ビデオを出してみたら、また違った。これらのパフォは、実は記録を取ることが最も大事なんだ。
ところで、話変わって。きのう、フジエ氏の企画のトリオ即興公演に行った。搬出入を手伝って、受付をした。自分のカメラで動画も撮った。イシカワさんのメタル音具(増幅及びコンピュター操作付き)と、カアイさんのピアノに、フジエさんのヴォイス。練馬のピアノ屋さんが持っている小さなホールで行われた。わたしは、ピアノが大好きなので、わくわくで、でかけた。あんな風にピアノをあやつるのはうらやましい。ピアノが人生と身体に合体している。フジエさんは、まったく頭の中がどうなんてんだかわからない、へんな動物だ。イシカワさんは完全に楽器を使うかのごとく、鉄板をふるわせている。鉄板の後ろで姿が見えないだけに、影の支配者みたいだ。また、ピアノも本来は、金属を打つ楽器であることを、イシカワさんのワイルドな(?)鉄板叩きを聴くことで、気づかせてくれた。また、フジエさんとカアイさんのコンビは、ヨゼフ・ボイスとパイクみたいだった。パイクのピアノは、ちょいセンチメンタルだから、大分違うけど。フジエさんは、うまいコンビネーションを考えたもんだ。
今、わたしは意識と身体の距離についてのテキストを書いている。クロアチアでのレクチャー用だ。このトリオを見るのも、そのことを考えるのに、役立つ。自身の身体との距離については7項目、8項目めは、他人の身体との距離。
でも、なんか、今日はわたしは鬱なんだ。今朝まで、機嫌が良かったんだが。
どうしてだか。天気のせいか?
写真はきのうの3人、みんなうつむいているので、あまり良い写真ではないね。動画をそのうち、アップする予定。たぶん。