詩を使ったビジュアル作品やパフォーマンスを、ビジュアルポエトリーとか、コンクリートポエトリーとか、プラスティクポエトリーとか、ポリポエトリーとか、アクションポエトリーとか、言う。フランスやイタリアではけっこう盛んで、それは、サウンド系であったりする。境界線はない。フランスのジュリアン・ブレインは、そのうちでも、アクション寄りのパフォーマンスをするので、前から興味があった。ビジュアルセンスなのだ。ばかばかしいまじめさが好きだった。
去年10月に、彼に関わるイベントをした。そして、わたしは、あえて、アクションポエトリーではなく、ポエトリーアクションと、順序を変えて、言うことにした。ゲストのアダチさんが「えっ、言葉作っちゃうの?いいのかな〜......」と不安そうだった。わたしは「すでにいくつも言い方あるんだから、いいんじゃないの、ひとつくらい増えたって」と涼しかった。なぜ、順序を変えるかというと、ポエトリーが後だと、詩のイベントだと認知されそうな気がしたから。ようするの詩の内容とか、そういう方面に行って欲しくなかった。
ところが、この言葉、国内パフォーマンスアートの大先輩が、使い始めた。わたしの告知、読んでいたんだな〜と思うと、うれしかったりもする。妙なところで、ニュアンス理解されたんだなと、ポジティブに解釈しています。たぶん、わたしの造語とは気がついてないと思いますが。
でも....................名前なんて、どうでもいいって感じ。びみよーだー。
以下は、『ドリル」というパフォーマンスの一部。後に続くパフォのための導入部分です。お腹の手術から1ヶ月しか経ってなくて、体調悪かったので、逆にそれをネタにした。ちょっと聞き取りにくいけど、雰囲気だけでも見てください。
背景の赤い壁は、ピーター・ブルックが、マハーバーラタを初演した時に塗った、記念的な一枚壁。元、電車の操車場だったところが、80年代に複合ライブスペースになった場所で、トラムウエイという所。グラスゴーです。
ネット上で以下のものを発見。変な音楽入っていて、ちょっといや。ビデオを撮ったリシャールの冗談なんでしょう。まあ、いいか。