1.5.09

ジョージ

 「ジョージ・マチューナス」とグーグル検索すると、びっくりする。1000件ちょっとしかない。わたしとあまり変わらない(笑)。
日本ではあまり関心が持たれていないらしい。とっくに亡くなったから、セピア色のイメージだけど、わたしの父より1歳若い。彼が生きていたのは、それほど前のことではないというわけ。
 知り合いのフルクサスのアーティスト、とまあ、呼ばれてしまう、わたしの大好きな女性(日本人、ドイツ在住)がいるのだけど、彼女から長いお手紙が来た。去年、フルクサスがらみの展覧会が日本であり、その時の、カタログに訂正箇所があるということで、そのコピーを送ってくれた。今更、印刷直しを求めているというより、できるだけ、知って欲しいということらしい。
どの箇所も、ジョージに関わることだ。
ジョージがいかに、..........であったか。なんだか、死後、30年近くなって、腹に据えかねてきたらしい。彼に対してというより、ジョージにまつわる伝説に疑問があるという感じ。
しかし、いったい、誰が、ジョージの死後に、フルクサスを有名にしたのか? おかげで、彼女も、作品1本で、外国であるドイツで食べて行けるのである。けれど、たしかに、伝説とファンタジーが年々、増えてきていることは確か。「大事なことなので」と彼女が書くように、確かに、ある意味大事なのだけど..........世の中、事実はそんなに大事ではないのかもしれない。彼女のきまじめさには、心より敬服する。

以下は、2004年に結構、評判の良かった作品。
トータル50分くらいのパフォーマンスで、それを20分に編集したものを、さらに4本に分けた。
わたしを、ストリートで寝てるだけのパフォーマーだと思っている人は少なくないかもしれないけど、ある意味、こっちが本業。