11.5.09

ヴィヴィとヴィリ

レクチャーの原稿。いったいクロアチア美術協会って、どれほどの権威のところか知らないけど、なんだか、きちんと話をしたくて、原稿を書いている。書いたり直したり、書いたり直したり。英文のチェックにも出さなくてはならないから、時間はそれほど、ない。
タイトルは「遠くへ行く女」。あれ、このタイトル前に書いたことがあるような......
でも、Missing in Yokohamaは説明しにくいから、今回は省くと思う。
 蝉の死体のこととか、亡命、難民、移民のことなど書いていたら、なんだか、涙がぼろぼろ出て来た。なぜ??なぜ?? わからない。何か、ヒョウイしたかな。高いとこから物が落ちる音のこととか、絞首刑のこととか、考えていた。

 ビュークのセルマソングを思い出したので、出して聞く。短いビデオが入っていたけど、いわゆるダンサーが、踊っているシーンを見て、ちょっと退屈する。ビョークみたいなアーティストが、へーぼんな、ダンスを見て、楽しいのかなあ。と、先入観たっぷりな、感想を浮かべる。

友達が、ポール・ヴィヴィリオを読めと勧めるので、アマゾンで調べると、みつからない。googleでは出て来て、書評もある!!  アマゾンには、ビビリオと書いてみたり、ビヴィリオと書いてみたが、出て来ない。変だな〜と思って他のことをしている時に、ポール・ヴィリリオという名前を見つける。これが正しい。これでやっと調べられて、Paul Virilioというスペルがわかる。
それにしても!! 日本の多くの人がヴィヴィリオだと思い込んでいたことがGoogleのおかげで、わかった。しかも、なんと、松岡せいごー先生までもよ!!
ふふふ。かなりうれしい。教えてあげようかな、どうしようかな。
こんなとまでわかるのが、インタネーット時代である。余談でした。
(検索してみて......ほんとにたくさん、出てるんだから、ああ、あの人まで..。)