新芽のにおいのする季節。今年は、今年の新しさ、だけでなく、世界の新しく生まれ変わるにおいがするようだ。
けさ起きる少し前、あるもう亡くなった彫刻家が夢に出て来て、彼の犬を紹介してくれた。彼は、犬の彫刻ばかりつくっていた。それから、使いかけのクレヨンを大きな箱にぎっしり入れて、くれた。茶系と濃い青色ばかり。ブロンズみたいな色。そして「君も植物と話せるように、必ずなるよ」と励ましてくれた。
妙に、力をもらった気持ちがして目がさめる。すばらしい一日だった。わたしは犬になったか?
新しい季節は必ず始まる。
以下は別のトリオ。
