1.1.09

ひみつ

















 去年は、へんな年だった。何かが、わたしに何かを知らせようとやっきになっていたのではないかと思う。それは何かを考える、気づくのが、今年の仕事かも。少し、戦いの手を止めて、思考を深くしてみたい。

 世界には、いろいろな、公然とした秘密があって、それは、日常的な、市民的な会話では構造的に語れないゆえに、「別の方法」で表す必要がある。
 そういうことに気づき、そして、「別の方法」で効果的に表す役目というのがあるのだ。表すことで、気づいている者同士の意識の交流ができるし、孤独ではない(やはり孤独ではあるが)ことを感じていないと、何かが危ない、といったようなこと、だ。
 たとえば、それをバッハの演奏ということで行うこともできる。ある秘密を、そこに込めるために、バッハの作品を借りるのだ。
 年末のある日、でかける時に、本棚から取った、ある一冊の本のはしがきに、そのひみつらしきことの一つが書かれていた、と思う。その本は、去年の9月頃に買ったんだけど。
 タイミングは、単なる偶然ではない。何かの知らせなのだ。

 よいお年を。