絵を描いて、魂入れず。
夕方、葬儀屋の営業マンがやってきて、一時間30分話し続けた。息継ぎがなかったような気がする。聞いていた、母は、目がまわったと言っていた。
感じが悪かったわけれはないけれど、たばこ臭いので、こちらは、息を止めがちだったため、わたしも酸欠になった。
「ええ、競争に勝たなくてはなりませんから」と、言っていた。わたしが、あれこれと、聞いたし、いろいろなことも教えてくれた。「.....で、そのサービスのメリットは何ですか?」の問いに、つい、答えてしまったようだ。そして、すかさず、言い直した。「サービスというより、ケアですね」
働き過ぎだと思う。過労死しなければ、いいのにと、お帰りになる、後ろ姿に、お祈りをした。