夜中から、朝にかけて高熱がでれば、明け方あたりが危ないと、先生に言われていて、そのつもりで、一晩、父の脇にいた。確かに高熱は出たけれど、無事に朝を迎えた。姉は始発でやってきた。
父が、1年前にどれほど、元気なじいさんだったか、お医者さんは知らないので、年齢と数値で、そう思ったのだろう。1日のびるか、2日のびるか、の違いでしょうけど。
家に戻って、ベランダを見ると、もう終わったと思っていた、バラ(モスクワフォーエバーと言う名)に、新芽が出てきている。驚いて、日向に移した。
端から見ると、ただただのんきそうに見えるが、芸術家って、かなり過酷な競争社会にいる。人並み以上の生命力と知力と運(と、もちろん、創造力)を持っていなければ、どうにもならない。成果が何なのか、はっきりしないし。それと比べれば、やっと生きているという状態って、とてつもなく、離れているようだが、近いような、遠いような。..............たぶん、何かがとても近い。説明できないけど。
写真は、シバタアヤノさんから、最近届いた写真。なんかとても、新鮮。