言葉は、特に日本語はもやっとしているので、案外隙間があるような気がする。言葉をあんまり信用していない人はけっこう多い。
でも、ビジュアルイメージはどうかな。絶望的なほどに、と思うのは、わたしのことかな。
だから、
体験的なものを取り込んだんだと思う。
にもかかわらず、体験そのものより、言葉を駆使したり、イメージを作る作業ばかり、している気がする。今は、展示のための準備ばかりだから、ストレスになっている。
言葉に頼りたくない。
でも、見た目って、どこまで、伝わるのか、わからない。
先入観の固まりなのが、視覚イメージだと思う。
だが、それだけではない、と信じる人たちが、ビジュアル系アーティストになったのだと思う。
わたしは、どうしても信じられないんだよ。
もっと、もっと、気配や体験を作ることの、プロフェッショナルにならなくては。
まだまだまだまだまだまだまだだ。
以下は、「天使の監視」より。写真、芝田文乃さん。