初夏なので、あたりは草ぼうぼうである。埼玉県。草ぼうぼうの「あたりまえじゃん、生えるべくして、生えちょるのが何が悪い」という開き直りに、心を動かされる。合間に、祠があったりして、「そうだよ、あったよ。あんたが見てなかっただけじゃん」と言いながら、鼻をほじっている。
こんな季節が大好きだ。花はちょっとだけでいい。緑が、うわっと、ぼうぼうしているのがよい。
さて、C&Mはインドネシアと交信イベントをしようとしているが、中々、交渉がすすまない。のんきなのか、忙しいのか。
私たちC&MTの反省事項として、「イスラエルの」ということを、言い過ぎた。確かに、交流展覧会は、イスラエルのアーティストとのものであったのだから、ウソではない。だが、決してイスラエルのアーティストを紹介するのが目的でもなければ、中東問題研究であるわけでもないし、ましてや、ユダヤ民族、イスラエルという国を応援するためでは断じてない。
ホームページを見ていただくとわかるように、実はどこにも、イスラエルとは書いてない。テルアビブ発信なことは、まちがいないし、きっかけは2008年のガザ攻撃なのだから、政治には関係している。ここでは、つまり、国家、宗教、政治の壁を越えた、アーティストの協力関係を呼びかけている。
インドネシアで抗議集会。
こんなさなかに、インドネシアとの会話がどうなるのか、心配だし、大事なことのような気がする。そういうことから、遠くにいると思っていた、日本と台湾の若者が、言い出しなのだ。