個人的に、できすぎてると思う「出来事」は、私が、展覧会を見ている間に、ありました。保険会社から携帯電話にコールが入り、後で、かけ直したけど、......つまり、父の「高度障害保険」が、入金されたというお知らせが、入ったのです。高度障害保険とは、死亡保険を生前に払うという保険です。身体が相当ガタ来ていて、回復の見込みがないと判断された場合に、払われます。これをもらうと、もうその保険会社との契約は切れます。独特の、明るく響く声の担当者で、とても親切でした。たぶん、そのような声であるのが、正しいのだと思います。
わたしが、医学と芸術を関連づけて作品を作るとしたら、保険に関することになると思います。とても、興味深い、残酷で、役に立つ(こともあるし、捨てているに等しい)システムですね。社員は結構良い給料です。21世紀に発展する業界は、保険とセキュリティ関係でしょう。Drillで、少し、触れています。YouTubeには、出してない部分。もっと早く興味を持ちたかった。
頭の中で、何度もすでに行っているパフォーマンスは、保険会社のカウンターに、棺をかついで入り、そこで、しんみりと(あるいは陽気に)お葬式の儀式をするというものです。歌などを歌います。棺を担いで、丸の内あたりを歩きたいけれど、棺をどう用意するのかしらと思う。オノヨーコじゃないからさ、たった1つだって、用意に困るのだ。頭の中でやってみるパフォーマンス。
「Wish on Art」は、スイスの若いアーティスト、ミロスラブがさっき送ってきたメール。彼のプロジェクト。よくわからないけど、いろんな写真に、スタンプを押しているみたいです。お願いの、お守りみたいな感じに見えて来る。スタンプにあるメルアドに何か、書き送ってくれっていうわけなんだと思います。送ってみます?
Have a nice year-end.

