2006年のヘルシンキでの”Drill” アップしました。携帯電話機で有名なエレクトロニックカンパニーであるNOKIAの工場だった場所が、「ケーブルファクトリー」という名のアートスペースになっている、そういうところで行いました。レポートあります。
パフォーマンスとしては、ちょっと納得してない所もあったのだけど、今見ると、自分でわからなかった所の意味がつかめた。
..........とにかく、このビデオは8分くらいですが、実際は50分くらいであり、いかに、しつこく、「ドリル」していて、お客がどれほど、あきれ果てたかは、想像していただくしかないのかな。
あきれて果てる、というのが、大事なのかな〜
近代日本が、身体的に近代人になる過程を、ちょっと皮肉をこめて紹介しました。日本人だけでなく、20世紀はセカイ中で、拳をあげていた。ロックンロールも20世紀的な4拍子のマーチのひとつ。高いところで、手を降り、投げキスをする私は、ロックンローラーなのか?
金属をリンゴという身体に埋めていくのは、鍛錬と錬金術をかけた。無理矢理、近代化させられる身体が悲鳴をあげている、というイメージ。実のところ、にせものなんではないの?というわけ。
というテーマなんだけど、楽しんでいただけるかどうか。