24.7.09

阿呆の上にも日が昇る

毎朝、こんな愚かな私の上にも日が昇る。このことが、何よりの神秘。日食より、すげ〜と思うのはわたしだけか?(だって、ここでは、日食って新聞テレビインターネットがなければ、気がつかないレベルだもん)ロウケンのお父さんの上にも、今日も日は昇ったらしい。でも、いつか、昇らなくなる。私の上にも昇らなくなる。それって、なんなんだろう。それって、暗いって話ではありません。文字通り(笑)。
太陽なしでも、生命なしでも、へーきになるってことかもしれん。

前々回にアップしたスライドビデオ作品だけど、反省点などを考えている。
でも、素直に見ると、22人のリードボーカルの人々の、個人の時間の流れに、24年のアメリカの時間の変化を重ねてみている、と理解できると思う。22人+現代のロックンローラー、オバマが加わっている。まあ、そういうことです。スティービー・ワンダーの新曲(2005年)のA time 2 loveは、たぶん、2つの愛ということ、彼らには、祖国とルーツの2つの故郷があるということだと思って、加えた。(でも、YouTubeでは聞けません。著作権でひっかかるので)

わたしのように、何かを「つくる」のではなくて、アレンジでもって作品を作るという姿勢でいると、私の頭から出た「妄想」の部分が少なくて、その分、アートというより、ジャーナリスティックになってしまいがちだ。銀行で、わたしが寝るということは、わたしの動作や思い込みが、フィクションになるけど、ネットで集めたデータだけで作る場合、どこに、わたしの妄想が入っているのか、微妙になる。かれらの24年を「墓碑」の形で表したあたりなんだけど。なんか、イマイチ。単なる芸能人ネタに見えてくる。

だが、とにかく、たぶん、今年から、爆発的にアフリカ話題が出て来ると、わたしは予測する。すでに、資源の取り合い戦争が始っているもん。アメリカに既得権があるわけではないのに。アフリカ系アメリカ人と言っても、アメリカ人だ。決して、アメリカ系アフリカ人ではない。民主主義という宗教を、押し付けようとしている。16世紀のフィリピンを連想する。こんな事態は、21世紀ならではだ。

それらのオンタイムの出来事をすべて、メモリアルガーデンとして、眺めようとしている、私。

英語がな〜。わたし自身、クレオールとして使っているわけです。その記号性が好きで使うんだけど、ネイティブでないと、ぱっと見てすぐ入ってこないでしょう〜? 作りながらも、微妙なんだ。 


以下は、クロアチアで見たお墓。ほぼ、どのお墓にも、写真が入っている。