一番、最近のWind From Skyは、かつてのHandmillに、近づいている作品。かなり、わりと、「パフォーマンスを見せる」という原点に戻れたと思います。何が私の邪魔をして、あれほど、ショーケースパフォーマンスぎらいになっていたか、思い出せない。
状況に、対抗していくのにも、そろそろ時間がなさすぎる。見せたい事だけを、コアに見せる事のできる場所へ。
といいながら..........今年は、「透視的情動」への出演が、残っています。12月30日と31日だったかな。ぎょ、横浜ではないか............。最も、避けていたザイムだし.........。ダンス、舞踏系がどわっと出ているこの、大混乱即興ライブは、わたしにとってそれだけで充分、危険であるが(笑)、石川雷太さんの、丁寧なお誘いを受けたので、悩んだけど、出ます。サエグサさんもいるし。なんというか、忘年会だね。谷川まりさんが、またケーキを作ってきてくれるといいなあ。
写真は、今月1日に、トロントのXpaceというギャラリーで行ったパフォーマンス「Wind From Sky」。屋外での「I am a plant」というパフォーマンス(草むらに座っているだけなんだが)と連動している。植物と風から、学んだ動きのペースを、採用している。かなり、東洋的なのりだと思う。それを、プラスティックのコップや、ガラス、陶器などのコップをきしきし鳴らしたり、あるいは、落して割ったりした音で表現する。コップの水、グラスの赤ワイン、コーカップのコーヒーが静かに流れる。全部、ガラスや陶器で行えば、ある種の質が出るんだろうが、わたしはプラスティックも愛している。だって、これほど使っていて、無視できるか?