14.9.07

Emergency

プロジェクトタイトルは「緊急課題(Emergency)」。
目の前に起きている様々な他人事ではない問題に、実際、関わる形で、アーティスティックな活動をしている人たちを招待する。
タイ、インドネシア、アメリカ、日本。このプランの中には、アーティストではない人もいる。貧困、セックスワーカー、災害、人災、政治格差、アメリカ支配の世界。どれも、ぼんやり見てはいられないことばかりだ。そして、わたしたちは当事者である。

写真は、ワルシャワの議会ビルの前の路上でやっていた展覧会。1945年から民主化になった1990年までの間に、ソ連のKGBのための働いたポーランド人秘密警察の肖像写真と彼らが何をやったかを告発する展示。暗殺、拉致など。彼らは、民主化の条件として、刑事的な処罰はなしに、今でも市民として暮らしているが、現在のポーランド政府はこういう形で、彼らをさらし者にしているのである。This is a street exhibition in front of the parlament in Warsaw. They are showing portrait with document whose secret offcer woked for KGB from 1945 to 1989. The document inform their activity, for example, they killed Polish people or abducted poeple.

一方、わたしが招待の準備をしているアメリカ人のマリリンは、ポーランドがイラクへの出兵の協力すれば、アメリカがポーランドとのビジネスの契約を約束するというを条件を出した、という政治的な出来事をテーマにしたアクションを、ポーランドにて、2004年に行った。サイトスペシフィックなのだ。彼女はそういうアクションをすることで、彼女自身が現地の人に反発されることを恐れていない。作品と彼女自身と混同する人はいるし、もちろん、そこを狙っている。リスクを負っているのだ。ストレートだと思う。