4.11.09

Different Trains

C&M のイベントは終了。人間3人集まると、何かが起きる。あまり、こだわらないこと。仕事人が一番良いのだ。しっかり人であるためには、人ではない世界のセンスを獲得することが肝要。ものを作るということは、そのひとつの方法。

このところ、自分が、自分らしくない、という気持ちにおそわれる。家の中も、外も変わってしまって、気がついたら、ひたすら、人や場所をしきっている。声が、きーきーしている気がする。落ち着いた声を出すように、かなり意識して気をつけよう。ここでも「人間外世界」に通じることを意識する。

来週から、台湾。作品の用意。

友達と話していて、思い出したSteve Reichの、昨年、日本で紹介された2つの作品、「Daniel Variations」と「Different Trains」(どちらもNHKの芸術劇場でやっていた)の録画を出して来てみる(聞く)。なんとなく、釈然としない。前者は、イラク戦争で亡くなったひとりのアメリカ人の若者について、後者はアウシュビッツに送られたユダヤ人の話がテーマになっているけど、音に、どう関係があるのか、わからない。いかにも、アメリカ人として成功しているユダヤ人の社会サービスに感じられる。それに、ライヒがライヒの作品を、反復している。よくあることだけど。こういう疑問って、青臭いのかもしれないけど、どうも、おさまりが悪いままなのであります。