22.7.08

「ニッポン無*任時代」と「幕*太陽伝」

この4〜5日、打ち合わせや人に会う用事で,毎日のようにでかけて、暑さも手伝って、ちょっとへとへと。

 今日は、地元のスカラ座で、映画「ニッポン無責任時代」(1962)と「幕末太陽伝」(1957)を見ました。これは、文化庁と東京国立近代美術館フィルムセンターの主催で、全国の様々な公民館などで行われている優秀映画鑑賞推進事業、なんだそうです。わが町には、スカラ座がある。
 どちらも楽しかった。特に幕末太陽伝の方は、かなりシュールで、気に入りました。「居残り左平次」「品川心中」などの落語がベースとなっているそうです。「ニッポン」の方は、無責任でありながらも、人情に厚かったりするけど、「幕末」の方は、なんのために彼がそれをしているのか、わからない。一応、チップをもらうためなんだけど...。全員、勝手な人ばかりで、笑いもブラックです。それから主演のフランキー堺の身のこなしの敏捷さにびっくり。ほとんど魅了されました。また、出演しているほとんどの俳優、女優が、もう引退している中、菅井きんだけが、この1957年の映画とまるで、かわらない感じで、今も活躍していることにも、驚きました。

夕方、あまりに体力がなくなっていたので、高い国産うなぎと安いゴーヤを買って帰り、夕食としました。お財布、空になる!!

あした、また打ち合わせにでかける。できれば、しばらく、自宅で、制作に励み、内向きのパワーを蓄えたいです。

写真は、5月にフランクフルトの駅前で撮った写真。ワインやビールを飲ませる屋台が並ぶ中、薫製のお魚を売るお店があり、こんな風に、お魚がぶら下がっていました。