17.4.08

路傍の政治性

アートスペースって、ほとんどが、ひどく中途半端で魅力がない。やりにくいばかり。たま〜に、そそるところもあるけど。わたしは、インスタレーションとしてパフォをしているつもりなので、環境はとても大事なのだ。 わたしとしては、ごく普通の画廊である方がよっぽどいい。ちょっとしたことで、ダメな気分になってしまう。
絵画なら、それを架けられる空間とまあまあのライティングがあれば、なんとかやるけど。額縁があるから。

屋外は、完璧な理由があって、その風景ができている。まるのまま、政治的である。
人間がいなくたって、どんな家や生け垣、道になっていったかということは、充分政治なのだ。あたりまえじゃん。インスタレーションの基本だ。 そういう場所の方が、パフォーマンスをしようという気持ちになる。完璧な場所を、壊すのが、いい。


空間は、いかなる空間も政治的な場所なのだから。
アートスペースは、そのオーナーの、姿勢が、場所の形になっているから、どっちつかずで、やりにくい場合が多い。