30.10.11

ハッピーハロウン

今月は、これでたった2回のブログです。最近は、twitterも減ったし、いい具合に内省的になっているんではないでしょうか。ネットでも露出が多い時は、一見元気そうですが、実際は、頻繁に他人とのコンタクトをしていないと不安だと言う事の証だと思います。実は、不安な気持ちは今も同じですが。

この3日にほどは、Facebookにつくった研究会に意識が向かっていました。シャトマルとバクスイレンの出演者や観客の一部の、今はおよそ8名でやっています。運営方法のアドバイスをくれる方もあって、今は、やりながらルールを作っている時期で、ばたばたしていますが、割と楽しくやっています。目的は、日本語言語力を鍛えること、これは主に作品の鑑賞のリテラシー力を高めるためです。一日ひとつくらい新しいお題を出し、それについて、書き込みたい人が書いています。数日持ち越しのものもあります。
興味のある方は、こちらへ。非公開なので、申請してください。特に資格などはいりませんよ。http://www.facebook.com/groups/ChateauPAMargaux/

3〜4つ掛け持ちで勉強しています。と言っても、なかなか、そのモードにならなくてようやく昨日くらいから、集中できるようになりました。アウトプットばかりの日々でしたから、インプットをやる冬かな。自分のパブリックパフォーマンスのあり方を、少し整理してみたいとも思っています。アウトプットでもインプットではない、何て言うのかしら........。ディスロケードのエマさんと少しその辺を、リフレクションしてみようと思ってます。
以下のチャートですが、今日私の頭に浮かんだものなので、よく考えるとかなりバランスを欠いているかもしれないけれど、ある意味、あたっているのでは? 
私の作品は、このうち、ディスロケードの「デ」の字あたりから、もう、左上くらいになると思います。「Best place to Sleep」は、かなり、左に行きます。でも、 「Love or Not」はもともとディスロケードのために考えたものなので、まさにディスロケードと同じ位置。少し、それまでよりも、公的な利益を考えたんですよ。バンクーバーでの「We are Elegant」もそのあたりかな。どこが出したお金でやったかも、結構大事です。私は、クライアントであるフェスティバルの期待に応えたかどうか、わからないんですよね。



パブリックアクションのチャート



この冬は、どこか東京で単独で行う作品を考えたいです。今年は夏休みに、皇居の回りでやる予定にしていたものが、やれずに終わってしまいました。なぜ、私が、ここで行なうのか、なぜそれをしなくてはならないのか、全てにおいて、自分に返ってくることです。たぶん、パブリックスペースでのことになると思います。自分でおこない、その成果を他の人に知ってもらう、というような方法かな。ちょっと思うことがあり、もはやグループイベントを企画することはしません。(シャトマルは存続します。ただ、スタイルは変わる予定です。)
騒がしいものではなく、内面的にしたいと思っています。と言っても、自分の精神衛生のためではありません。自分のために行なう、ということはできない質なのです。なので、アーティストたちでお金を出し合って、というイベントは私には、難しいのです。
一方、呼んでいただければ、企画してくださった方の意図を最大限に考え、その方のために、作品を作るでしょう。
常に、誰かへ向けて、誰かのために。それは誰なのか?


ハッピーハロウン。